金融機関（銀行）には相談しない方が良い？

Tweet

離婚するとお金に関するやり取りが膨大で煩雑になってきます

離婚する、というのは夫婦関係を終わりにすることと考えれば離婚届一枚を書いて役所に提出すれば終わりです。
ですが、お二人で築いてこられた財産・不動産といったものについては、そんなに簡単に話がまとまることはないでしょう。
特に持ち家を抱えていて、ローンも残っているという状況では、うまく売却して利益が出るということであれば問題ないですが、売却してもローンが残るような状況では、どうしたらいいのか、悩んでしまう方もいらっしゃると思います。
そんな時にはぜひ、知っておいていただきたいお話しですので、少しお付き合いいただけますでしょうか。

住宅ローンを残している状態で離婚のことを金融機関（銀行）には相談しない方が良い？

住宅ローンを抱えている、売ったとしてもローンの返済には足りないという状況で離婚が確定している場合、まじめな方だと「とりあえず銀行にどうしたらいいか相談してみようか」なんていうことになるかもしれません。

ですがそれはできれば市内でいただきたいのです。
あくまで銀行としてはローン審査の段階で、結婚している状態の契約者について信用情報を調査して貸している、ということを思い出していただければと思うのですが、だからこそ、離婚する、売ってもローンが残るという状況で、相談に行くと下手をすれば「ローンの一括返済を求められてしまった！！」なんていうケースもあるのです。

ただし、しっかりと今後の返済について目途が立っていることを説明できる、ですとかすでにローンはそれほどの額ではないから全額返済になるならむしろ手数料がなくなる分お得、となるケースもありますよね。

状況を踏まえてどうするのが得策か、まずは銀行に行く前に状況を整理して考える時間を作ることが重要です。

その際にローンの返済が今後の生活において負担になるということが見えているのであれば、任意売却することで今後の生活に困窮することがないように、無理のない範囲で返済していくことができるようになります。

Tweet